本日のカモノセログ
古民家 瓦屋根改修工事・明日は綾部土間打ち
皆さんお疲れ様です!
京都でおしゃれな注文住宅を手がける工務店、株式会社カモノセログたっちゃんです!
昨日まで雨が続いていましたが、今日はお天気も回復し良いコンディションで作業が出来ました!
昨日は忙しくてブログも書けずでしたので、今日まとめて2日分記事にしようと思います。
GW明けの今週から本格的に工事を始めた古民家物件。
いざ現場に入りだすと作業に追われ、少し賑やかになってきております。
会社でのメールチェックが出来るよう、スマホを設定し自分のスマホにも会社メールが受信できるようになり効率良くなりました。
現場にいても、家にいてもチェック出来るので迅速な対応が可能になってきました。
さて、まずは主屋の大屋根の解体を先行し、野地を仕上げてルーフィングまで片付けて行きます。
瓦下に乗った大量の土をどけてキレイにした状態を作り、その上に野地板を施工する下地を作っていきます。
屋根屋さんとも相談しながら下地作りを現場の状況、構造の状態等みながら検討し良い方法を考え作業していっています。
では、写真でみていきましょう!
昨日の作業からみていきます。
こちら大屋根の写真です。瓦をとるとこの様に土が乗っているので、キレイに取り除きます。
ちなみに大屋根だけで1トン袋8割程度に入れて6袋出ました。土だけでもかなりの重量です。
瓦は大屋根だけで4tありました。瓦と土と合わせると10tを超える重量が家全体にかかっていたのだと予想します。
この重み、荷重が建具が動かなくなったりなどの症状が出るのがわかりますね。
実際に、屋根を瓦から板金に替えた際に、建具がパタンと落ちたりするようなこともあるようです。
この様に土を取り除くと、杉皮と竹が見えてきます。
この下に野地板があります。
下屋も少し手を付けます。
大屋根に比べ少しだけ土が少ない気がします。
ここから本日の作業。
午前中ぱらついた雨で少し塗れていますが、天気も良かったので野地板はるころにはキレイに乾いてくれました。
手前にある木は、僕たちは寸三(スンサン)って呼んでいます。35mmの角材です。
これを転ばせて行きます。
こんな感じで流れ方向に寸三を転ばせます。
塚本部長がしている作業は、屋根の全体のバランスを調整するためにこの寸三を上げ下げしています。
両端の破風をレベルに糸を張り、寸三一本一本の高さを調節します。
どうしても現況のまま、ただたんにおくだけでは波打ってしまうのです。
これを現場で判断しながら調整して、下地を作っていきます。
この下地作業が最終的な仕上がりをよくも悪くもします。
レベルを整えたら、寸三の上に野地板、構造用合板を貼っていきます。
面材を広範囲に貼ると、とても工程が進んだように見えますよね。
僕らもやりがいあります。
反対に細かな作業は進んだように見えないですが、細かな作業でも必死に頑張って急いでます。
野地板が出来たら、ルーフィングを貼っていきます。
下から順番に張りあげます。
これで大屋根半分、方屋根の雨仕舞が一段落しました。
続いて、反対の屋根。
こちらの下地を作っていきます。
こちらはとても傷んだ箇所がありましたので、部分補修を行い下地を作っていきます。
野地板・ルーフィングまで明日も引き続きがんばります。
帰ってきたら明日の現場の準備。
こちらは古民家、ではなく綾部の物件です。
ご自分で(お客様)が制作された車庫の土間をうちに行くんです。
写真右のはバッカンて呼んでいます。鉄の箱ですね。
ここにコンクリートを一時的に入れておくものです。
生コン車などが現場に乗り入れ出来ないような場合、そんな時に重宝される物です。
サクッと吊って積み込み。
ワイヤーメッシュとか足場板とかスコップとか色々積んで用意です。
そして、工場ではまだ作業。
これは古民家の物件で使用するもの。なんだかわかりますか?
自動カンナ、プレーナーでキレイに仕上げていきます。
という事で、本日はこれにて作業終了です。
皆さんお仕事お疲れ様でした!
では、また明日お会いしましょう!